今年2月、埼玉県の倉庫で起きた火災は12日間燃え続け、

延べ床面積で東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000㎡が燃えました。

今回の火災では、3階建ての倉庫内の各区画に設置された防火シャッターのうち、

閉鎖状態にあったものの他、作動していなかったものや閉鎖障害により完全に遮断できていないものがあることが分かりました。

作動不良の原因は調査中で不明であるものの、閉鎖障害の生じたシャッターについては、

コンベヤーあるいは床上の物が障害物となり、完全遮断を妨げていたそうです。

また消防庁からは、同倉庫にはラック式倉庫が設備されていたが、構造上火災が発生した場合、煙突効果により燃焼速度が異常に速く、天井が高くなると屋内消火栓設備では消火できないことや、空間が狭小で消防活動が困難になる事が指摘されました。

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