東京都の、とあるメーカー様の定期消防点検にて。
点検中の様子です。
この、地上3階から垂れ下がる白い布…
垂直式救助袋です。
上階から地上へ直接逃げることができる避難器具です。
学校・医院などでもよく設置されています。
これは地上におろしていく途中です。
地上までおりました!
紐の先に白い袋がついていますが、おもりの砂袋です。救助袋の箱をあけたら、最初にこの砂袋を下に投げます。
下にいる人がこのロープを引いて、袋の位置の調節をします。
風が強いと袋がゆらゆらしてしまうので危ないのです。
この袋の内部をとおって、地上まで降ります。
「3階から地上に滑り降りる」のはやっぱり怖いので、袋の中に入るまで何分も心の準備が必要になる方も多いです。
でも、実際に降りてみたあとは「なーんだ」というご感想をいただきます。
「ストンと垂直に落ちてしまう」と思うかもしれませんが、中はらせん状の滑り台になっています。
くるくると回りながらゆっくりすべるので、見た目ほどこわくはありません。
点検するときは、
「1秒間に4メートル以内の速さで、途中で停止することなく滑り降りることができるか」
を調べるために、実際に点検員が滑り降ります。
また、異常なスピードで滑ってしまって危険ではないか、やぶれている場所がないか、等を確認します。
靴は脱げてしまうので外しています。
袋に入る時は「勢いよく入らない」「足からゆっくり降りる」ように気を付けてくださいね。
救助袋をこうして点検して、修繕・取り換え等が必要だとわかった場合は工事等のご提案をしています。
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