消防設備の姿、昔と今

「設備の更新(リニューアル)」ではなく、30年以上前の設備と今の消火設備を並べてみました。以前のブログに掲載した写真も利用しています。

誘導灯

この中間…80年代から1999年付近は、横長で大きな、ピクトグラムタイプの誘導灯がメジャーでした。こんなに小さくコンパクトになったのは、LEDの明るさの量で「火災時に必要な明るさ」の基準が満たせるようになったからです。

横長ピクトグラム・蛍光灯

こちらの誘導灯について詳しくはこちらの記事(当ブログ)から。

非常ベル起動装置

非常ベル起動装置/複合型非常警報設備 です。

古い方は、非常灯と起動装置(ボタン)のみの構成?

と思いきや、非常灯の丸の右下に、ゴングをたたく部分のようなものが見えます。この輪っか部分が非常ベルの役割をしているかもしれません。し、違うかもしれません。右のものは真ん中に放送装置がついています。

パナソニックの最新版は、非常灯と起動装置(ボタン)が合体し、フルフラットになりました。(参考/Panasonic 複合型ひ状警報設備)ボタンの赤い周囲部が光って非常灯を兼ねます。

また、設備だけではなく内部の部品も様変わりしています。

誘導灯バッテリー

誘導灯・非常灯などの内蔵電池は、ニッケルカドニウム電池が使われてきました。

非常灯起動装置の「カドニカ」もこれのことです。カドニウムは有害物質で、他にも問題点が。そのため近年少しずつニッケル水素電池に切り替えられていますが、ニッケルカドニウム電池は今も一般的です。

自火報(自動火災報知設備)

これは実際に「設備更新」をした時の写真。この大きな防災盤がこんなに小さな防災盤に変更されました。比率は実に4分の1、厚みは半分になりました。

詳しくはこちらの記事(当ブログ)から。

消防設備はメンテナンスをして「ちゃんと動く」ことが大切です。誘導灯のようなシンプルな設備だと、条件をきちんとクリアして、交換部品が手に入る状況なら、古い設備がそのまま使われることも。長い年数現役でいる設備はとても味わい深いですが、基本的に耐用年数の中での利用をお願いいたします!

消防設備は、大きな火災事故の後それに対応した法令や、テクノロジーの向上、社会の環境への意識を受けて変化してきました。今後さらに変わってくると思われます。

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令和3年、夏季の祝日が移動してる?

今年の海の日・スポーツの日・山の日の祝日は 、オリンピック特措法で
令和3年(2021年)のみ、「海の日」は7月22日に、「スポーツの日」は7月23日に、「山の日」は8月8日となっていました。(参考/内閣府 国民の休日について

カレンダー・手帳等の印刷された時期によっては、この変更が反映されていない可能性があります。作業日の日程や消防署のお休みの日など、お間違いないようによろしくお願いします。

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