★消防の人にそこにモノを置くなと言われたけど…

大きな施設に限らず、色んな店舗でよく見る消防不備といえば。

「閉鎖障害(降下障害)」です。防火シャッターが下りる場所に物品が置いてあり、防火シャッターがちゃんと閉まることができない」状態のことです。

壁際のシャッターのラインの真下にモノが…

防火戸がいざというときにきちんと閉鎖しないと、火災時に防火戸が本来遮断するべき「炎と煙」が、隣の区画に侵入してしまいます。また、避難経路にモノが置いてあるのも危険です。

防火戸がきちんと閉まらなかったり、非常口が物品でふさがれていたことで被害が大きくなったケースはたくさんあり、悲惨な事例も多くあります。

指摘された直後は物品を退けたけれど、日々の業務の忙しさに紛れて失念してしまうスタッフが出てきてしまい、また物品を置いてしまうかもしれない。

そういう場合にお勧めなのが「ここにモノをおかないで」「ここは防火扉の前です」といったような注意の表示(ステッカー等)、そして

「フロアラインテープ」になります。「フロアテープ」「ラインテープ」ともいい、床にマーキングするためのテープがあります。マスキングテープなどでははがれてしまいますが、専用のテープには耐久性があります。


不特定多数の人が通る場所以外にも、こうして「見てわかる」状態なら、忙しい中でも意識できるのではないでしょうか。

小さな工夫も防災につながります。ご協力よろしくお願いいたします。

こちらは防火戸に関しての別の記事です。

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