横浜市内社会福祉施設にて、今年1月に受信機のリニューアル工事をさせていただきました。

・受信機の故障が頻発しているとのことで調査
・部品の経年劣化による損傷を確認
・古い型で部品在庫がメーカーにないためリニューアルすることに…

事務的なやりとりを含めた詳しい日程と経過についてはこちら→前回のブログ記事

その工事の様子をご紹介します。

受信機の交換工事…

こちらが旧受信機です。

 

施工中…

 

こちらが新受信機の見た目です。一回り小さくなります。
受信機の裏側は配線のために壁に穴をあけていますが、
大きい受信機から小さい受信機に取り換えると、穴が露出してしまいます。
壁の補修が難しい場合は、特注で旧盤と同じ大きさの箱にしたり、加工して中身のみ入れ替えるという対処をします。

 

EPS内の中継器盤を交換します。せまいので中身のみです。

 

旧式中継器です。

 

施工後の内部です。すっきりきれいになりました!動作確認をして完了です。

 

端末機器の交換も

ランプ(表示灯)や発信機も交換。

 

完了です!

 

内部のこんな場所にも中継器が入っています。これも交換します。

 

感知器も交換…お仕事中に失礼しています。

 

新旧感知器……こんなに色が変わってしまいました。長い間ご苦労様でした。

 

施工前の煙感知器です。

 

☆印箇所も、絶縁のためにきちんとテーピングします。

 

受信機と端末機器(ベル・感知器など)ともに新しくなりました。

以上で工事完了になります!

 

受信機のリニューアル…端末機器を交換しなくちゃいけない?

表示灯の赤いランプを、白熱電球から新たにLEDのランプにすると、
「長寿命化」「高輝度化」(くっきり・はっきり見える)のほかに、「消費電力の減少」という大きなメリットがあります。

という事情を踏まえまして…

 

端末機器も、受信機と同時にリニューアルを行うことをおすすめします。
部品自体の経年劣化のほかにも、その理由があります。

 

ここでいう端末機器は、「感知器・火災ベル・発信機・表示灯」など、火災報知器と連動している各種の機器のことです。

新型の機器は既存のものより消費電力を軽減できる

↓その結果

新型の受信機ほど電源容量が小さくなる傾向

にあります。

今お使いの端末機器が、新型のものよりも電力消費量が多いときは、

上記の事情の関係で継続して使い続けることができなくなる場合があるのです。

また、型が新しくなったことにより接続できなくなることもあります。

 

機器の更新には時間も手間もかかりますが、新型に切り替えることで

・ランニングコストの低下

・監視性能などの向上

・操作の簡易化

を見込めるなど、いいこともたくさんあります。
リニューアルをお考えのお客様には、設置されている機器との兼ね合いなども含めて、適切な提案をさせていただきます!

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