学生たちが冬休み・夏休みの時期にはいつも、学校の消防設備点検を行います。

昨年の年末、小学校に持参したのは…

誘導灯の模様のステッカーシール。

これは…

床面用の「通路誘導標識」です。

かすれてほとんど見えなくなってしまった、廊下の誘導標識がこちら。

持ってきたものを貼って、よくわかる誘導標識に!

上からかけた保護シートが見えます。

こちらも…

真ん中を貼り直し。こうしてみると、繰り返し貼りなおされているのがわかります。

下駄箱でも…


ばっちり修繕完了です。

「誘導標識」には、

“多数の者の目に触れやすく、かつ、採光が識別上十分である箇所に設けること。”(※省令第 28 条の3 第 5 項)

という規定があります。学校のように廊下が広く採光も良い床面では、はっきりと目につくのがわかりますね。
学校は、基本的に日中しか人がいないこともあり、誘導標識が多く設置されています。

◆◆◆

耐摩耗性や耐水性も必要とされるので、「プリントアウトしたものを貼る」ような形でもよさそうに見えますが、そういう代用はできず、「認定品」※を設置することが求められます。

一般財団法人日本消防設備安全センターによって基準に適合しているかを認定されることで認定品とされます。

階段の方向を示して設置してある誘導標識

学校火災、実際は年にどれくらい起きてる?

毎年全国で200件前後発生しています。

令和2年の消防統計によると、200件中負傷者は85人で死者はなし。
うち54件…約4分の1が放火でした。出火原因一位は電気機器とのこと。

東京消防庁のデータから傾向を見ると、1年間の学校での火災(大学含む)のうち48件中44件がぼやで、4件は部分焼。

負傷が痛ましいですが、死者は10年以上出ておらず、比較的小さな規模におさまっている印象です。

うち7件で避難があり、避難のきっかけは放送設備や火災報知設備による呼びかけ等が6割とのことです。消防設備が活躍していますね。

生徒さん方が休みにはいった時期にはまた点検に伺います。

参考/消防庁HP消防統計 https://www.fdma.go.jp/pressrelease/statistics/

参考/東京消防庁HP  火災の実態 https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-cyousaka/kasaijittai/r02/index.html


◆◆◆

株式会社カワゾエでは、点検のみでなく、新築時の消防設備の設置、既存設備の補修・リニューアルまで、すべてお任せいただけます。お悩みがありましたら、お気軽にお問合せください!

ご相談・お見積りはは無料です。

神奈川・東京・静岡など、関東のエリアに対応しております。新規のお客様大募集中です!

経験豊かな
スタッフが在籍

お問い合わせフォーム、またはLINEからお気軽にご相談いただけます!
パソコンからはページ右上、スマホからは一番上もしくは一番下までスクロールをお願いします。

すでに各種書類の準備がお済みであれば、こちらのメールアドレスまで、ファイルを添付の上ご相談ください。