先日、相模原市の会社様に消防ポンプを納品してきました。
今週はびっくりするほど暖かいですね。
かはん消防ポンプ?
消防ポンプといえば?
消防ポンプ車。
消防車という言葉で思い浮かぶ、後ろにホースをまいた車…
今回納品した消防ポンプは、「可搬消防ポンプ」といい、可搬(搬送できる)という名前のとおり、小型のため車に載せたり、数人で持ち運ぶこともできます。(150kg以下)。
消火水槽の近くへ運び、水をポンプがくみあげて圧送し、消火ホース側から放水。
消防ポンプ車のポンプ部分と、規模は違いますが、同じ仕組みをもっているのです。
※消防ポンプ車には、水源(水槽)を一緒に備えたものもあります。
消防の設備としても使われていて、消防車が入れないような場所からでも、水源さえあれば放水することができる、小回りのきく消防ポンプなのです。
さっそくテスト
今回納品するにあたって、消火水槽のマンホールにペイントしました。
黄色いマンホールは消防水利の目印です。
基準では、設置するポンプの放水量で20分放水し続けられる量の水が必要、とされます。
マンホールをあけると冷たい空気の煙…
「消火水槽から水を吸い出して」「消火対象にむけて放水する」ためには、2本のホースが必要です。
こんな感じです。
ポンプ━籠つきの給水ホース→消火水槽へ投下
┗━吐水ホース→消火対象を消火
これは給水ホース。この白い藤籠のついた方を消火水槽に降ろします。
藤籠の下にはさらにストレーナー(フィルター)がついていて、異物等がポンプへ入ってこないようになっています。
動かす前に、動力の「ガソリン」、さらに「エンジンオイル」「ガバナ室オイル」それぞれの状態を確認して…
※使い方はメーカーごとに異なります
ホースをとりつけ、
操作します。ものすごく迫力のある音です。
音量注意 可搬消防ポンプのエンジン音いいですね! pic.twitter.com/e4GgKJUHFF
— 株式会社カワゾエ (@kawazoe_bousai) March 18, 2020
音のために後半は繰り返してます。
放水中!実際には2名以上で支えてください。
防火対象物では、屋外・屋内消火栓設備のかわりとして設置できるのですが、代替設置目的の場合、本来設置される設備が屋内か屋外かで、このポンプに必要とされる能力がかわります。
水圧もチェック。
災害時に、地下などに水がたまってしまった際、
排水に使われることもあるそうです。
テストが終わったら、ホースを外し、本体と一緒に雨風のあたらないところに格納して、格納場所の入り口に標示を設置。
このあと、メーカーの方による操作解説をしましたが、熱心に聞いていただけてとてもよかったです。ありがとうございました!
↓この日の写真を利用しての、動力消防ポンプについての記事
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