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屋外消火栓の代わりになる?動力消防ポンプって?

  • kawazoe
  • 2020年3月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:6 日前


「 屋外消火栓をつけてください 」と言われるのは

たいてい平屋建てか2階建てまでの建物。


屋内消火栓に対して、カバーできる水平距離は屋外消火栓の方が広いためです。

でも、屋外消火栓よりもさらにカバーできる水平距離が広い設備があります。

動力消防ポンプです。


先日納品しました動力消防ポンプ!新品です、きれい。
先日納品しました動力消防ポンプ!新品です、きれい。

1-2階の建物において、屋内・屋外消火栓のどちらかを設置しなさい……となった場合、同様に動力消防ポンプで代替(B-3級以上)できる場合が多いです。(法規制の関係でややこしくなっている場合もあります)設置条件がクリアできる場合、検討してみてはいかがでしょうか?


動力消防ポンプ(可搬消防ポンプ)のメリット


「コストが低い」「カバー範囲が広い」

「災害時に排水目的で使える」

対して、「取り扱い・手入れにひと手間かかる」というデメリットも。

ひとつひとつ紹介します。

「コストが低い」読んで字の通りです。配管・配線工事が不要になったり、いろんな面で価格がおさえられます。

「カバー範囲が広い」のは「持ち運びできる」ためで、 台車・車両等に載せて運ぶことができます。ものによりますが、2人から4人程度いれば人の手でも運ぶことが可能です。(85㎏~)

また、水源から100m以内の格納庫に設置しておくことができるので、工場のような一定以上の広さがある場所ではこのメリットが発揮されます。

「災害時に排水用として使える」というのは一部機種に限られますが、台風などの水害によって地下などに水が溜まってしまった!というとき、防火水槽から水をくみあげるのと同じように、水を排水する作業に利用することができます。















給水ホースです。藤籠がついています(手作業で付けます)が、この下にもストレーナー(ゴミフィルター)をつけるようになっていて、異物でポンプが詰まってしまわない工夫がされています。

災害時の排水は、消火栓にはできないことです。条件がそろっていて、地下階がある建物で、ハザードマップ上で水害の可能性がある地域であれば、検討にくわえたくなる機能だと思います。

普段は風雨にさらされない・火災の影響を受けるおそれのない場所に常置し、「ここにある」とわかるように標識を設置しておくかたちで保管できます。


起動中の様子。
起動中の様子。

デメリット「手入れが必要」「熟知が必要」

「手入れが必要」

動力はエンジン。配線を必要としないところも長所ですが、車と同じように、しばらく使わないと起動しにくくなることが。また、オイル周りのこまめな手入れも必要になります。

「熟知が必要」

消火栓は①ホースを出す②起動する③バルブを開くといった程度の簡単な手順ですぐに使用することができます。こちらは、操作する前に火元に届く場所まで搬出・ホース接続・水源のマンホールを開ける・水源に給水ホースの投下等々、事前準備が必要です。従業員の方による手順の把握など、熟知が必要になります。

人が入れ替わったりすると、このふたつのデメリットが具体的な難点に。その結果、手入れ不足放置に至りやすい設備でもあります。ですが、管理をしっかり出来れば、消火能力も高く頼もしい設備です!

動画で把握できる?

近年では、Youtubeメーカーの操作説明動画を見ることができます。そのため、ハードルは下がっているのではないでしょうか。先日の納品先のお客様には、メーカーの動画のアドレスをQRコードにしてお渡しするようにしました。


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