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消毒用アルコールは【4類危険物】?/実際にはどう気を付けるのか

  • kawazoe
  • 2020年5月15日
  • 読了時間: 3分
家庭でも消毒用アルコールが必要に。
家庭でも消毒用アルコールが必要に。














消毒用アルコール。少し前まで、スーパーや病院に置いてある業務用のもの…という認識でしたが…新型コロナウイルスの影響で、一般用家庭でも消毒用アルコールの需要が増えました。

東京消防庁から「消毒用アルコールの取り扱いに注意してください」というタイトルの広報が先月あり…

「消毒用に用いられる、アルコール濃度が60%以上のものは、消防法でさだめられた【危険物】にあたります。危ないので気を付けて取り扱ってください」(酒類の場合は67度前後からとのこと)(参照/東京消防庁-報道資料/https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/020417-2.pdf)

という内容です。取り扱いに気を付けないと、火災ややけどの原因になるかもしれないので、資料のなかでも特に日常での注意点をまとめてみました。


【危険物】には、爆発物やガスなど色んな種類がありますが、消毒用アルコールとして使われるエタノールは「4類」に分けられます。これは「引火性液体」の分類です。(ガソリンなど)

引火性液体とは、液体から発生する蒸気(揮発し気体化したもの)に火が点くもののことです。


燃えるのは液体そのものではなく、熱せられて出る蒸気です。
燃えるのは液体そのものではなく、熱せられて出る蒸気です。















実際的に、どんなことが起こるかというと…

手のひらにアルコール消毒液をひろげたあと、その手で持った煙草に火を点けようとすると手に引火してしまいます。(東京消防庁動画/https://www.youtube.com/watch?v=o7Ye7I7VwCQ&feature=youtu.be )60%の濃度のエタノールの引火点(火源を近付けると発火する温度)は22℃で、常温の状態で火気が近づくと燃えてしまうのです。

ですので…


★火気のある場所では消毒用アルコールを使用しない


・消毒用アルコール使用直後のたばこの着火は危険


★消毒用アルコールを詰め替える時は★


取り扱うときは換気を。
取り扱うときは換気を。














高濃度のアルコールを消毒用として使うために、精製水を混ぜて別の容器に詰め替えることで使用する方が増えているようです。詰め替える際も注意してください。

・火気のある場所の近くで行わない・換気を十分に行う・通気性のいい場所で行う・漏れたりこぼれたりしないよう注意・ふたをしっかり閉める

また、詰め替えた容器には「火気厳禁」といった表示をするようにしましょう。



















★保管場所は直射日光を避ける★

直射日光のある場所で保管すると、熱せられて可燃性蒸気が発生してしまいます。日のあたらない涼しい場所に保管しましょう。

また、アルコールに火がついてしまった場合、特に日中は炎が見えにくく、気づきにくいとのことです。「火がついていない」と思っていたのに実はついていたことで事故が起こったこともあります。着火しないよう、十分に注意しましょう。

家庭でも業務の中でも、しばらく消毒用アルコールを使う生活はまだ続きそうですので、こういった特性があるものだと理解して、気を付けて取り扱いたいと思います。

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