2016年の建築基準法改正と新しい資格者制度
- kawazoe
- 2016年12月15日
- 読了時間: 2分
防火設備の定期検査では、非常の際に防火扉、防火シャッター等の機能が
十分に発揮されるかどうかを確認します。
過去には火災の際に防火設備が正常に機能しなかったことから
多数の犠牲者が生じた事故がいくつかあります。
直近では、平成25年福岡市の診療所で起きた火災事故です。
自動閉鎖するはずの防火扉が正常に作動しなかったことが原因でした。
この再発防止策として、平成28年6月の建築基準法改正によって「防火設備の定期検査」の
必要性が高まり、専門的な定期検査・報告を要する対象に引き上げられました。

今回の改正の大きなポイントは
建築設備等検査員の中に防火設備検査員が新設されたことです。
防火設備検査員は、建物の所有者から依頼を受けて、防火設備に損傷や腐食
その他の劣化状況がないか、及び設備の機能が正常に作動するかどうかの検査を行います。
検査は、防火設備に関する知識を有する者でないと行えないので
1級建築士か2級建築士、または防火設備検査員と限られています。
一定以上の実務を有し、国の定める講習を受けてテストに合格すると
防火設備検査員になることができます。
今回の改正によって防火設備検査員の需要は一気に高まることでしょう!
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