施設名称変更に伴う火災通報装置のROM交換と消防検査

今回は、点検先のお客様施設より
施設名称の変更に伴う火災通報装置のROM交換をご依頼いただきました。
火災通報装置は、火災が発生した際に消防機関へ通報するための重要な消防設備です。
今回の作業では、施設名称の変更に合わせて、火災通報装置に登録されている
音声情報を新しい内容へ変更するため、音声用のROMの交換を行いました。
火災受信機と火災通報装置
こちらが今回作業を行った設備です。

写真の左側が火災受信機、右側が火災通報装置です。
今回交換するのは、右側の火災通報装置に組み込まれている音声用ROMです。

施設名称などの情報が変更された場合には、緊急時に正しい情報が消防機関へ伝わるよう
必要に応じて設備側の登録内容も変更する必要があります。
古いROMの取り外し
まず、火災通報装置から古いROMを取り外します。

ROMを取り外す際は、周辺の部品や基盤を傷めないよう、慎重に作業を行います。
新しいROMの取り付け
続いて、新しいROMを取り付けます。

交換作業自体は小さな部品の交換ですが
火災通報装置は緊急時に消防機関へ情報を伝える重要な設備です。
そのため、取り付け後は必ず動作確認を行います。
試験器を使用して音声を確認
新しいROMを取り付けた後、火災通報装置用の試験器を使用して
登録されて音声が正しく読み上げられるか確認します。

実際に装置を動作させ、音声が正常に再生されることを確認します。
ちなみに、この火災通報装置用の試験器は、消防設備士試験でもよく出題される機器です。
消防設備士を目指している方には、見覚えのある機器かもしれませんね!
消防官立ち会いのもと消防検査
試験の結果が良好だったため、消防官の方にお立会いいただき、消防検査を受けました。

今回の消防検査では、火災通報装置から実際に119番通報を行い
消防の指令センターへ正しく接続されるかを確認します。
さらに、施設名称などの登録された情報が
音声として正しく読み上げられるかについても確認していただきます。
実際の119番通報を使用した試験となるため
確実に設備が動作することを確認する重要な検査です。
一連の試験・検査を行った結果、検査は良好となりました。
今回のように、施設名称などの変更があった場合には
消防設備に登録されている情報についても確認が必要になる事があります。
火災通報装置は、万が一の火災発生時に
消防機関へ迅速に情報を伝えるための重要な設備です。
普段はあまり意識することのない設備ですが
いざという時に正しく機能することが非常に重要です。
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