火災の進展と避難について
- kawazoe
- 2017年1月31日
- 読了時間: 2分
火災は点火後、一気に燃え広がるわけではなく、段階的に燃え広がります。
まず、点火後しばらくの間は室内温度が上昇せずに
燃焼は家具の一部や寝具等にとどまっています。
「フラッシュオーバー」と呼ばれる段階に入ると1000℃近くまで一気に上昇し
これを境に部屋全体に燃え広がり始めます。
火盛り期になると、伝統木造等では建物全体が炎上し
周辺の建物に延焼させる恐れも出てきます。
出火、初期出火段階までは初期消火設備で間に合う可能性が高いですが
フラッシュオーバー段階以降は防煙設備や建物全体での避難が必要になります。

((般)日本建設防災協会『防火設備検査員に関する講習テキスト1』より)
避難とは、火災などの非常時に在館者が安全な場所に移動する行為であり
出火室→出火階→出火建物からの非難という順に行われます。
これらの避難行動が無秩序に行われると、思わぬパニックや事故につながることもあるので
一定規模以上の建物ではとくに計画的な避難誘導が必要です。
混乱なく避難するためには、避難を容易にするために避難口や避難方向を指示するための
避難口誘導灯や通路誘導灯に従って避難します。
誘導灯は消防法により、不特定の人が多数出入りする建物に設置されています。
火災のときには、停電や煙で周りが見えなくなりますが
点灯している誘導灯を見つけて避難しましょう。
通路誘導灯は、煙の中でも確認できるように壁の低い位置床に付いているものもあります。建物に入ったらまず誘導灯を確認する習慣を身につけておきたいものです。

(建物でよく見られる誘導灯2種類)
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