法定の定期検査とは別に、法定の定期検査を補完するための
任意の点検というものがあります。
防火シャッターの本来の機能と安全性がいつでも
発揮できるように定期的に行う予防保全のための点検です。
任意点検の範囲としては、変形、損傷、障害物がないかの外観点検と
開閉機構や危害防止装置の作動状況について不具合がないかを確認する機能点検、
その他には注油、ねじ類の増締め、停止位置の微調整などが含まれます。
もともと防火設備には耐用年数と耐用回数が定められています。
防火シャッターの場合、
防火専用のもので15年、5百回、
管理併用のもので15年、1万回です。
この耐用年数と耐用回数は、正しい取り扱いと日常点検に加えて
専門技術者による定期点検と整備が行われた場合の数値とされています。
ですので、設置後、適切な維持管理が行われず放置された場合は、
機能の低下とともに、部品の落下または急降下等の重大事故につながる恐れがあります。
しばらくの間、防火設備を点検していないなと思われる管理者の方、
一度ご自身の建物の防火設備を見てみてください。
我々カワゾエは、神奈川県、東京都、静岡県、埼玉県。千葉県に特化しております。
このエリアの管理者さま、もしご不安な個所がありましたら、お気軽にお問い合わせください。