「連動制御器」とは、自動火災報知設備の感知器から信号を受け、自動閉鎖装置に動作信号を供給しています。

連動制御器には電池やスイッチング電源など、寿命がある部品が使用されています。

例えば、

  • スイッチング電源・・・・・・・・・5年
  • 無停電電源装置(UPS)本体・・・・・6年
  • シール鉛蓄電池(UPS用を含む)・・・3年
  • 冷却ファン(UPS用を含む)・・・・・ 3年
  • ニッケルカドミウム蓄電池・・・・・5年   などです。

これらの部品は、一般の電気機器と同様に設置後の時間経過とともに劣化・摩耗が生じます。

しかし現状は、これらの部品が定期的に交換されていることは少なく、故障が発生した時点で交換や修復を行っています。

設備の更新時期まで適正な状態で維持管理するためには、故障が発生した時点ではなく、定期的に部品の交換を行うことが大変重要です。

 

また、連動制御機構の各機器の機能と性能の信頼性を維持するために、一定期間を経過したものについては、機器の更新がオススメです。

主要機器の更新目安として、

  • 受信機・・・・・15年(電子機器部品を多用していない機器は20年)
  • 煙式感知器・・・10年
  • 熱式感知器・・・15年(半導体は10年)
  • 発信機・・・・・10年
  • 地区音響装置・・20年

と(一社)日本火災報知器工業会で定めています。

 

いざというときに作動しなかった・・・とならないように、定期的な交換、更新を行い、大切な命、財産、建物を守りましょう。

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