本日は、どのように防火扉を検査するのかについて概要をご説明します。

判定基準として、

「運動エネルギーが10J以下、又は閉鎖力が150N以下」

であれば問題ありません。

 

では、どのように判定基準に満たしているかを検査するのかというと、

防火扉にも種類がありますが、一般的な鋼製建具の場合です。

まず、扉の閉鎖時間をストップウォッチで測定します。

扉の高さと重さによって異なりますが、

3秒以上もしくは4秒以上で閉鎖すれば問題ありません。

ここで、「ん?以上のほうが良いの?」「速く閉まった方が良いのでは?」と

思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、

閉鎖時に、人が挟まれる危害を受けることがないようにするための時間とされています。

 

幅が広めの扉の場合は(1100~2500mm)、

閉鎖時間を確認し、閉鎖力の測定を行います。

テンションゲージというものを使って写真のように測定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような方法で、1枚ずつ防火扉の点検を行っております。