どんな資格なの?

平成19年6月の消防法改正により、新設された防災管理点検資格者は、大規模建築物等について、防災管理業務の実施状況を毎年1回定期的に点検します。そして、点検結果を管理権原者が消防機関に報告するための報告書作成を行います。また、平成23年4月1日から防災管理点検資格者は、防災管理業務の遂行上管理的又は監督的な地位にある場合において防災管理者になることができるようになりました。

どうすれば資格をとれるの?

講習を2日間受講し、修了試験を合格すれば、防火対象物点検資格を手にすることができます。

誰が講習を受講できるの?
  • 防災管理者として、3年以上その実務の経験を有する者
  • 防災管理講習修了者で、5年以上その実務の経験を有する者
  • 市町村の消防職員として防災管理業務について、1年以上その実務の経験を有する者
  • 市町村の消防職員として、5年以上その実務の経験を有する者
  • 市町村の消防団員として、8年以上その実務の経験を有する者
  • 防火対象物点検資格者として、3年以上その実務の経験を有する者

 

合格後に再受講はあるの?

近年、技術の急激な進歩に伴い防災管理対象物も大規模及び深層化し、災害危険も複雑多様化するなかで、防災管理のあり方や法規制においても変化し改正されていきます。これらの変化や改正に対応した最新の知識を得るために、防災管理点検資格者には、5年ごとの再講習が義務づけられています。