天気の良くない日が続いています

昨年の台風19号ハギビスは関東の各地でたくさんの浸水を起こし、今でも記憶に新しいですが、やってきたのは10月。今年はもうすでに大規模な豪雨被害が起きてしまいましたが、まだ7月です。

これからの台風の季節には、停電からの通電火災にご注意ください。2年前の平成30年の24号の時は、神奈川県内だけでも15万戸が停電しました。

通電火災は、一度停電した後に電気が復旧した時、設備や機器・配線の破損等が起きていた時にそこから発火して火災がおきてしまう現象のことです。

また、通電後長い時間たってから発火するケースもあり、非常に怖い火災原因です。対策をまとめました。

通電火災対策

・停電中は電気機器のスイッチを切り、電源プラグを抜き、避難・外出の際はブレーカーを落とす

・停電解除されたら、電化製品/設備とその配線のどこかが浸水・損傷している状態ではないか、配線や機器に可燃物がくっついている状態になっていないかを事前によく確認してから電源を入れましょう。

・復旧後も警戒が必要です。壁の中の配線の損傷の可能性もあり、時間が経ってから火災が発生することもあるため、発熱・発火および煙などの異常をみつけたら、直ちにブレーカーを落として消防機関に連絡しましょう。

(参考:消防庁HP/20年1月消防の動き/通電火災対策についてhttps://www.fdma.go.jp/publication/ugoki/2020/)

企業が実際に行った水害対策と取り組み

企業がこれまでの水害対策として行った取り組みを国土交通省がまとめています。

(国土交通省HP/浸水被害に向けた取組事例集https://www.mlit.go.jp/river/bousai/shinsuihigai/index.html

抜粋しますと、

・土地のかさ上げや止水版・土嚢の準備・自家発設置等といった浸水防止対策・設備の設置

・設備機器の高所配置

・コンピューター設備等のバックアップ体制、ノートパソコンへの切り替え

・シミュレーションを実施して、想定とともに具体的浸水防止活動の検討

といった大規模な対策が多くみられました。

また、

・災害が起きた時の状況をあらかじめ想定、行動の順序の検討・策定 → その共有(ハンドブック等にして配布するなど)

・防災訓練

これは企業・地域・家族と、コミュニティの単位を問わず行いたい取組です。

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