今回は、神奈川県綾瀬市のマンションで消防設備点検をし、地区音響ベルの交換を行いました！
地区音響ベルとは、火災発生時に発信機(押ボタン)を押すことで鳴動し、周囲に危険を知らせる役目をします。一般的には「非常ベル」と呼ばれることが多いかもしれません。
音の種類は、ベル、ブザー(サイレン)、スピーカー、音声切替装置の４種類。
設置基準は水平距離で25m以下となり、 一つのベルで水平距離25メートルをカバーできるように設置します。 また音響装置の中心から1m離れた位置で90デシベル以上(音声の場合は、92デシベル以上)の音量（音圧）にします。
下は、2014年製の地区音響ベルです。
主にベル自体が壊れていたり、断線で音が鳴らなくなることが原因で交換になります。
一旦取り外します。
次に新しい地区音響ベルを取り出します。
左が古い地区音響ベル、右が新しい地区音響ベルです。見た目の変化はあまりないため、動作不良があっても気づきにくいかもしれません。
このように、取りつけ直して完了です！
このように時間が経つと見た目では気づかなくとも劣化し、災害時に音が鳴らず周りに周知できないことがあります。地区音響ベルなどの消火設備は定期的に確認していきましょう。
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