住宅用感知器の設置

新築マンションの感知器の設置

今回は町田市の新築マンションの工事で、住宅用感知器の設置をしました。

感知器は自動火災報知設備の一部で、火災をいち早く感知し、火災信号を発信します。

火災の始めは””が発生し、時間が経つと周囲の物に引火して””を発生し、大きな””になっていきます。

そのため、 熱を感知する「熱感知器」、煙を感知する「煙感知器」、炎を感知する「炎感知器」があります。 これらを天井に設けて、火災の発生を早期検出します。

まず始めに、器具に配線を結線

感知器は一筆書きに結線します。これを送り配線と言います。

結線とは、 通電を可能にするために、端子などを取り付けてケーブルやコードを接続することをいいます。

送り配線とは、 感知器が一か所でも断線した場合にはそれを検出できるような結線をする配線方法です。

感知器設置前

1番最遠の感知器には終端抵抗を取り付けます。配線の先の水色の物が終端抵抗です。このような取り付け方をすると、感知器の電線が一か所でも断線した時に、異常を知らせてくれます。

感知器の終端抵抗

熱感知器にも種類があり、これは差動式スポット型の熱感知器です。温度差を感知して動くから「差動式」と呼びます。感知器の周囲の温度が上昇すると、感知します。

熱感知器は火災で生じた熱が上へ蓄積されることを利用するため、一般的には天井に取り付けます。

今回は、リビングに取り付けました。

差動式スポット型の熱感知器

次に定温式スポット型の熱感知器一定以上の温度になると熱を感知し、作動するので、「定温式」と呼びます。

例えば料理時に周囲の温度が高くなりやすいキッチンや、脱衣所などの湯気や蒸気で室内温度が変化しやすい場所に設置します。

結線をし、

終端抵抗を取り付けます。

このようにキッチンに無事に取り付けることができました!!

最近の感知器は外見からは見分けがつきづらいですが、発報時のランプの色が違います。

感知器には設置義務があり、それぞれの感知器には設置基準があります。新築物件での設置や定期点検などのご相談はいつでもご相談ください。

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