メインバブルの交換
相模原市にある泡消火設備の点検をし、メインバルブの交換をしました。
泡消火設備は、水による消火方法で効果が少ない、または火災を拡大おそれのある場所に設置される設備です。
水と泡消火剤の原液を混ぜて、空気を取り入れ発生した泡で消火を行います。火災を泡で覆い窒息させ、水分で冷却、また油面を泡で覆って揮発抑制効果があるため、油火災に効果があります。
バルブは、消火ポンプから送られてくる水を制御するためのものです。
今回は、経年劣化によりバルブが締まりきらなくなったため交換します。
既設はゲートバルブでしたが、今回はバタフライバルブに交換します。
ゲートバルブは、スライドさせ流量を遮断することで開閉を行います。完全に開放されるか遮断された状態になるので、流量の調整はできません。また、開閉操作に時間がかかります。
バタフライバルブは、円盤状になっており回転させて開閉します。流量の調整がしやすいことと、軽量でコンパクト、また開閉が比較的容易です。
ゲートバルブより小さく操作性もよいため、 弊社は交換時には バタフライ弁に交換を推奨してます。
上記の発砲スチロールの部分は凍結させているところです。
『凍結工法』で、 液体空気(窒素)を使用して配管内の水を凍結させ、最小限の水抜きで配管の分岐やバルブの交換工事、増設工事なども行えるようにする工法です。 液体窒素で凍結させての作業です。
既設2次側を凍結させることにより廃液処理を少なくし環境に考慮しています。
無事に取り外し、
ゲートバルブから、バタフライバルブに交換できました！
ゲートバブルもバタフライバルブもどちらも消防認定品です。消防設備は認定品や検定品の使用が法で定められています。
このような消防設備のリニューアルや修繕は、消防専門業者に依頼してくださいね。
消防設備に関するお悩みはぜひ、カワゾエにお声がけください。点検・設置から事務処理まで行うことができます。
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