排煙窓とは?
建物の上部についている、下の画像のような開放できる窓をみたことがありますか?
正式には排煙設備の中に分類されます。
もしも、火災が発生したら・・・
令和3年度版消防白書による火災における死因は、一酸化中毒・窒息など、煙によるものが約37%と、火傷によるものによる約38.5%についで、多数を占めます。
万が一火災が起こっても、排煙窓が正常に機能すれば被害を少なくすることができます。
法律でみる排煙窓
排煙窓を法律で見てみましょう。
排煙設備は「建築基準法」、「消防法」の中で下記の様に位置付けされています。
設置基準(抜粋)引用: 建築基準法施行令 第三節 排煙設備 第百二十六条の二
- 特殊建築物(一)~(四)で延べ面積が500㎡をこえるもの
劇場、病院、学校、百貨店等 - 階数が3階以上で、延べ面積が、500㎡を超える建築物
など
排煙設備には大きく分けて、自然排煙と機械排煙に分かれます。
排煙窓は自然排煙であり、壁についているハンドルやスイッチ(解放装置)で窓が開放されるものを指します。
電源スイッチで開放するタイプも自然排煙となります。
ファンモーターなどで強制排煙するタイプは、機械排煙です。
ざっくり括ると、排煙窓とは排煙設備に該当し、主に建築基準法による安全退避経路の確保を目的とした自然排煙設備と言うことですね。
排煙窓については何回かに分けて説明していきます。
※カワゾエは、煙・換気用窓の開閉装置(ウィンドウオペレーター®)の販売メーカー オイレスECO(株)の安全協力会会員です。
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